インフォームドコンセント
化学療法を行う患者さんは、抗がん剤などの点滴以外にも、さまざまな理由で腕の血管に針を刺さなければならないことがあります。
たとえば、「造影CTのための造影剤の注射」や「採血」などがあげられます。
造影CTを行う場合は、下のような装置に横になり、造影剤を血管内に注射しながら体内のCT写真を撮ります。▼
採血するときの痛みをいつも我慢していませんか?▼
CVポートのなかには、薬の点滴だけでなく、造影剤の注射や採血などもポートを通じて行うことができるよう設計されているものもあります。
このようなCVポートを用いると、腕の血管に針を刺す回数をできる限り減らすことができ、患者さんの苦痛をさらに軽減することができます。