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あなたの血管はガマンしすぎていませんか?【5】

CVポートの埋め込み手術

CVポート(リザーバー)の埋め込み手術とは

CVポートの埋め込みは、比較的簡単に短時間で行える手術です

CVポートの埋め込みは、通常局所麻酔によって行われます。おおよそ、30分から1時間程度で終了します。日帰り手術で、あるいは1泊2日の短い入院で可能です。

知っておきたい合併症

CVポートの使用に関して、主に以下のような合併症が報告されています。

<埋め込み手術に伴うもの>

埋め込み手術の際、静脈に針を刺してカテーテルを挿入します。そのとき、近くの動脈や肺に針をあてて傷つけてしまうという合併症が報告されています。
動脈に針があたって起こる合併症を「動脈穿刺」、肺に針があたって起こる合併症を「気胸」 「血胸」とよびます。万一このようなトラブルが起こった場合は、すみやかに適切な処置をとります。

<埋め込み後に起こるもの>

体内でカテーテルやポート本体が破損する、ポート周囲が皮膚トラブルを起こす、感染を起こす、カテーテルの周りに血液中の成分がつく、カテーテルやポートの中が詰まって使えなくなるなどのトラブルが報告されています。
このようなトラブルが起こった場合は、ポートを取り出すこともあります。

CVポート(リザーバー)について解説した動画

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