インフォームドコンセント
点滴のたびに針を刺す必要がありません。
点滴セットや注射器をつなげるだけで点滴ができるので、そのたびに針で刺されることがありません。そのため、血管にカテーテルが入らなかったり、カテーテルが血管の外に出てしまうことによって血管外漏出を起こしたりする危険性がありません。
末梢静脈から点滴するときに使用する短いカテーテルと異なり、定期的な入れ替えの必要がないため、入れ替えのたびに針で刺されることもありません。
刺激の強い薬を点滴しても痛みを伴いません。
薬は心臓近くの太い血管に入っていきます。そのため、薬の刺激による影響を受けにくく、静脈炎による痛みを我慢する必要はありません。
カテーテルは詰まりにくいしくみになっています。
カテーテルのなかには、先端に薬の出口となるスリット(弁)があるタイプのものがあります。点滴をしていないときはスリットが閉じるため、血液がカテーテル内に逆流して固まる危険性を防ぎます。
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